■ ASP.NETでTinyMCEを使う
[ASP.NETで使う]
前頁のTinyMCE WikiのサンプルをASP.NETで使ってみます。
ASP.NETでの実装
1: <%@ Page Language="C#" AutoEventWireup="true" CodeFile="TinyMCE.aspx.cs" Inherits="TinyMCE" %>
2: <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR /xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
3: <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
4: <head runat="server">
5: <title>TinyMCE Test</title>
6: <script type="text/javascript" src="./jscripts/tiny_mce/tiny_mce.js"></script>
7: <script type="text/javascript">
8: tinyMCE.init({
9: mode: "textareas"
10: });
11: </script>
12: </head>
13: <body>
14: <form id="form1" runat="server">
15: <asp:TextBox ID="TextBoxTinyMCE" runat="server" TextMode="MultiLine"></asp:TextBox>
16: <asp:Button ID="ButtonSave" runat="server" Text="Save" onclick="ButtonSave_Click" />
17: </form>
18: </body>
19: </html>
[サンプルの解説]
サンプルは、ASP.NETのWEBフォーム(aspx)を新規に作成し、赤字部分を追加したものです。ファイルは[/TestSite]直下に置きました。
(1)TinyMCEの初期化
6~11行目のJavaScriptセクションは、前ページのものと同一です(6行目のsrcだけテスト環境用に変更)。
(2)TextBoxの配置
15行目では、ASP.NETのTextBoxを配置し、プロパティTextModeを"MultiLine"に設定しています。"MultiLine"にしないとページ生成時に、<textarea>にならないため、TinyMCEは動作しません。
(3)データの保存等
16行目は、前ページのSubmitボタンにあたる「Save」ボタンを追加しています。 クリックイベント発生時に、サーバー側で処理を行います。 サーバー側では、通常のTextBoxとして扱われるため、以下のようにしてデータを取得できます。
string xhtmlText = TextBoxTinyMCe.Text;
基本的には、これだけで動作しますが、デフォルトの設定のため、機能が少ないです。 他の機能は、TinyMCEに付属していたサンプル(今、解説したWikiのではない)のHTMLを見て、試して見るのが早いと思います。 フルセット(full.html,skins.html)から、不要なものを削除していく方がいいかもしれません。
次ページでは、主な機能を説明します。
前ページ... 次ページ... |